理事長挨拶
日本婦人科病理学会のホームページをご覧いただき,ありがとうございます.
本学会は1997年から続いてきた婦人科病理研究会が発展的に解消して2010年に結成され,婦人科疾患の病理に関心を持つ病理医,婦人科医,細胞検査士などが会員となっています.主な活動は年2回の学術集会開催と学会誌発行です.学術集会は主題を設けてそれに関連する症例の検討を中心としており,その内容を学会誌として記録に残しています.この数年は会員の共同研究が積極的に行われ,その成果が国際誌に発表されています.
また,日本病理学会総会では婦人科病理診断に役立つ情報を発信するためのコンパニオンミーティングを開催し,日本婦人科腫瘍学会では希少例や教育的症例を議論する病理症例検討会を共催しています.海外に向けては日韓台婦人科病理合同会議の日本事務局を担当し,韓国,台湾の婦人科病理医との交流を続けています.
会員は国内では婦人科系の癌取扱い規約や診療ガイドライン作成に病理系委員として参画し,国際的にはWHOの腫瘍分類(いわゆるblue book)の執筆や国際婦人科病理学会 (International Society of Gynecological Pathology)の運営にも携わっています.
このような活動の中でさまざまな背景を持つ会員が経験を共有し,意見を交換することでわが国の婦人科病理診断の水準,ひいては婦人科診療の向上にこれからも貢献してまいります.婦人科病理に関心がある,わかるようになりたいと思う方のご入会をお待ちしております.
令和8年4月1日
日本婦人科病理学会理事長
柳井 広之 (岡山大学病院 病理診断科)

